姫路を拠点として活動するエストレラ姫路というクラブがあります。ここでサッカーを担当する清水靖志さんと知己があり、練習環境などを見せてもらいました。
写真の芝生のグランドは、姫路市の的形海水浴場に面したところにあり、クラブに関わる人達が、ボランティアで手作りで作ったものです。また簡単なものですが、クラブハウスがあり、知的障害者がプレーするパワーズというチームが、毎月の奇数土曜日にこちらでプレーしているといいます。
これは余談になりますが、知的障害者のサッカー環境は全く未整備で、学校を出るとプレーの場がほとんど無いといいます。そうした方々にプレー環境を提供するという点でこのチームには存在意義があり、保護者の方も喜んでいるといいます。
ちなみにこのパワーズからは、昨年南アフリカで行われた知的障害者のサッカーワールドカップに代表選手を輩出しているとの事。ただし、JFAと知的障害者のサッカー団体はどういうわけか管轄が違うため、JFAからの資金援助がありません。そのため、ワールドカップ出場のため、寄付を求めるツィートがtwitterに流れてきていたことを思い出します。同じサッカーファミリーなんですけどね。
エストレラ姫路の運営はスクール事業からの収入で回っています。こちらのフットサル場がスクールの練習場の一つで、300人ほどのちびっ子が加入しているといいます。
こちらは市営グランドだそうで、ナイター施設が設置されていて助かると清水さん。ちなみにこの日はテスト期間中ということもあり、総体の兵庫県大会に勝ち残っている飾磨工業高校のサッカー部の生徒たちが練習していました。
こちらがユース、ジュニアユースチームが練習するグランドです。新日鉄のグランドを借りて活動しているとのことです。脇道にそれますが、新日鉄という企業はスポーツに理解がありますね。こういう企業は大事にしたいものです。
エストレラ姫路として直接かかわっているのはジュニアユースとユースチームとのことですが、現在は津田地区と白鳥地区で活動するクラブチームと提携しており、エストレラの名前を冠したジュニアチームがそれぞれの地区で活動しています。
ちなみに津田地区のエストレラ津田SCにはトップチームが存在しており、JFL入りを目指して活動しています。現在は兵庫県1部リーグを戦っており、ユースから加入する選手も出てきているとの事です。
過去には姫路城側に専用スタジアムを作れないものかと署名活動を行ったこともあるとのことですがなかなか難しいとのこと。出る動きに対しては、打つ動きが出てくるのは世の常なのかもしれません。
現在欧米のサッカーや野球のスタジアム建設は商業施設を兼ね備えた総合的なレジャー施設として進められてきています。そうした先進的な考えを知ってもらった上で、再考してもらえるといいんですけどね。誇れるものになると思うんだけどなぁ。
※参考リンク
5月17日「スタジアムの未来 Jリーグ欧州スタジアム視察」メディア報告会
※参考動画
アムステルダムアレナへ
川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ
ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。
JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。
今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。
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