川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ
ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。
JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。
今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。
FCWC2011のバルセロナとの決勝戦で完敗したサントスFCのムリシー・ラマーリョ監督の監督会見の抜粋です。
ボール支配率で、サントス29%、バルセロナ71%。インプレー時間はサントスの18分に対し、バルセロナは45分に上りました。これだけの差を付けられると、さすがにキツイですね。
◯ムリシー・ラマーリョ監督(サントス)
Q:多くの人がネイマールとメッシの対決として見ていました。メッシは世界最高のプレーヤーですか?
A:その通りです。彼はいま絶好調でそれは間違いない。彼は長い間世界のベストワンになる準備をしてきたが、ネイマールはまだ調整中です。まだ先の話だと思います。
Q:バルセロナと南米のチームの違いは?
A:選手の質です。サッカーでは選手の質が大きい。今日見ていてわかったと思いますが、バルセロナを止めようと頑張ったが難しかった。今、世界でバルセロナに勝てるチームはなかなか無いと思います。
Q:非公式で会話する時に戦術の話をする。FWが居ない場合、守備的という話がある。ただ、今日のバルセロナのFWはメッシが一人でした。彼らは守備的なのでしょうか?
A:ブラジルではそういうやり方は許されない。3−7−0というフォーメーションは。ブラジルでそんな事をすると警察を呼ばれてしまうんじゃないかと(笑)。ブラジルでは2トップでいるから攻撃的というのは関係ないと思います。バルセロナを見ると3人が居るとオフェンシブ。今日のバルセロナの試合を見ればそれはわかる。
Q:バルセロナは世界最高のチームだと思います。サントスの観点から、2失点目によって難しくなった。そこでどう修正しようとしましたか?
A:何度もいろんな事を考えましたが、ボールキープして崩すのは難しかった。中盤を増やすやり方もありしたが。
サントスの欠点がどこだったのかを今指摘しても仕方無い。謙虚に相手が世界一のチームだったという事を認めるしか無いと思います。
Q:サントスは素晴らしいシーズンを送りましたが、この敗北の意味は?
A:別にダメージは無いと思います。バルセロナに負けたんだから。今年だけで決勝戦を3回戦った。あまりそこを評価してくれないということもありますが、決勝戦に3回出ているチームはいい仕事をしているチームだと思います。
Q:試合の後、サントスはサッカーを学習したと言いますがあなたは?
A:いろいろ。3バックだったら不可能。FWが居ないと不可能。皆さんも勉強になったと思います。
Q:バルセロナを破る可能性があるとしたら、どんな形ですか?
A:可能性の話をするのは難しいですが、バルセロナはどんなチームとも対戦していますし、バルセロナに勝てる力を見せたチームは出てきていない。どこかで出てくると思いますが、今答えるのは難しいです。
Q:昨日、記者会見で監督はバルセロナを驚かせたいと話していましたが、その夢はこれからも持ち続けますか。打ち砕かれましたか?
A:夢はそのまま夢として続きますが、ベンチでも選手に話をしました。来年ここに戻ってこようと。来年また戻ってこれるように。そしてバルセロナだったり、他のチームに勝ちたい。今回は恥ずかしいことではない。最高のチームですからね。それをわかって夢を追いかけ続けたい。
Q:フォーメーションをいじったことの意図を教えて下さい。
A:スタメンでは、柏とやった時に左サイドがうまくいかず、レオを入れました。彼の出来はすごく良かったと思います。
Q:スタメンの話です。もう少し中盤の選手を入れたかったという話ですが、今年を通して今日その可能性はあったのでしょうか。ひとり中盤を増やして違ったスタイルは?
Aそういうやり方をやると、ネイマール、ボルジェス、ガンソのうちの一人を外さなければならかった。そしてそれは考えられない。彼ら無しでサントスはありえないです。
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