映画は虐殺を描くこともあって緊迫感とともに進行。主人公は自身が勤めるホテルに1200人以上の被害者をかくまった実在のホテルマン「ポール・ルセサバギナ(Paul Rusesabagina)」で、彼が経験したできことが作中で描かれていく。民族が違うだけという、あまりに理不尽な理由で人が殺されていく場面が描かれ、やりきれない思いの残る映画である。時に人は熱狂の渦の中で鬼になれるのだという事を如実に示している。
公開直後から高い評価を受けていた作品ではあったが、交渉がまとまらず当初日本での劇場公開は予定されていなかった。しかしこの映画を見たい、公開すべきだとの熱意を持った評論家やファンの署名活動が配給会社を動かし、06年から日本国内で公開されるに至っている。
なお、年代は多少ずれるが1965年にルワンダの中央銀行に総裁として就任し、ルワンダ経済を成長させた服部正也氏が残した「ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)
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