試合の原稿
決勝ゴールをもたらした日大藤沢・佐藤監督の指導方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000107-spnavi-socc
上記原稿でも紹介した今井裕太くんですが、ゴールが決まった後「すごく静かに感じて」いたようで、あまりに静かすぎて「ほんとに決まったのかなと思った」ほどだったそうです。もちろん会場は大いに沸きましたし、静まり返るってことはありませんでした。
人が極限状態でときおり経験するゾーンのような特異な状態だと思ったので、そう聞いてみましたが「それは入ってないと思います(笑)」と即答されました。
ただ、静かに感じたのは事実で、ゾーンに入るまではないにせよ、かなり集中していたということは言えるのかもしれません。
#3小野寺健也
「今日も今井くんが復帰で、まだ隠し球というか温存している部分もあるので、ノーマークの選手が出てくるので、いいと思います。
みんなインフルエンザの居ない人の分までという気持ちが強いので、治るまでつなげてあげようと。3年生が多いので、全員がそういう気持ちですね」
――星稜との対戦です。
「去年も決勝見てましたが、その時はこうなるとは思ってなかったです。Bチームとかで他人ごとのように見てました。今、こうなって実感無いです(笑)」
――競争はストレスでは?
「ビクビクしながらやってます。選手層が厚いから、インフルエンザにも対応できるのかなと思いますし、常に崖っぷちなのかなと思っています。常に緊張感の中でやってます」
――静岡学園の個人技をどう止めたかったのですか?
「足元の技術があるのはわかってたので、簡単に飛び込めば入れ替わられるし、個の部分ではテクニックがあるとい印象がありました。タテ止めて、味方のリカバーを見て、2対1を作って取りに行く」
――監督は教育者の側面を強調してたんですが、それは感じますか?
「常にそういうことは監督が口にしていて、それを聞いてそれが心にも響いて、私生活とかも、自分の学校はサッカーとかスポーツだけではダメで、勉強とかもやって、私生活の面でも厳しくされて、人間性的にも監督からは育ててもらっています」
――ディエゴくんがサッカーと向き合えるのも監督の姿勢が大きい?
「ディエゴくんを見捨てないというか、普通だと、反抗的な態度を取ったらお前はいいとなると思いますが、監督が見捨てないでしっかりやりとりを怠らないで最後まで見守ってたのが最後の大会に、つながったのかなと思います。自分たちとしてはディエゴくんが最初からでて暴れてほしいというのはありました」
#8今井裕太
――インフルのときに言われた言葉は?
「監督から大丈夫だから、とか勝つから治してこいと言われました。実際無理かなと思いました。予防接種は受けてました。寝ててもすぐに熱上がってしまって、終わるのかなと思いました。中村、田場に追いつくためにももう一点取りたかったです」
――監督は教育者という言い方をするんですが。
「人間性の部分の指導とかが結構多いですね」
――最後のディエゴくんのパスは人間性の教育のおかげでは?
「前までだったら、失ってたと思いますが、最近はすごくチームプレーというか、すごくしてくれるようになったので、チームがいい方向に引っ張ってくれていると思います」
――決勝ゴールはどうでしたか?
「嬉しかったです。緊張はしなかったです。決めたらどうしようかなと思いました。
――どうなった?
「すごく静かに感じて、ほんとに決まったのかなと思って」
――ゾーン?
「それは入ってないと思います(笑)」
――サッカー以外で重要だと言われたことは?
「チームの一体感はずっと言われいて、それもサッカーかもしれないですが、サッカー以外でも応援の人達とのつながりも大事にして、その人達のためにもプレーすると言われています」
――最後に喜んでもらえてよかったですね。
「そう思います」
――進路は?
「日大です。サッカーはまだわからないです。入らないと思います。どこか、他のところでやろうかと思っています。具体的には決めてないです」
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