1失点を跳ね返せず、去年に引き続き決勝で惜しくも涙を飲んだ座間の内田雅之監督の、囲みでのコメントです。質問者に対し、必ず視線を送り、受け答えするところにポリシーを感じました。
チームとしては、前半に左サイドをえぐる攻撃を何度か成功させており、可能性を感じさせるものがありました。「あのクロスが1本でも合っていれば」と考えてしまいますが、サッカーとは本来そういうものでもあります。
◯内田雅之監督(座間)
自分たちのスタイルを出せる面がありながらも、相手の狙いのシンプルに背後、というところの対応がもうちょっとというところでやられてしまったという状況です。そこのところをもっと早く修正…。ハーフタイムの時にはセカンドボールのところに強く行かないと、ボールと自分たちの最終ラインの距離が近いので、失点のシーンになってしまっていた。そこのところをもう少し強く行けたらということは思います。
Q:失点後の戦いについては
A:すこし相手の勢いに、というところで、前半においては0−1で折り返して後半ここからというところでした。後半の途中からシステムを少し代えて、自分たちの、相手の良さを消しつつ、自分たちの攻撃に移れていた中で、最後のところまでなかなか。桐光さんが力強くて行けなかったんですが、子供たちは最後まで果敢にゴールの方に向かって戦ってくれたかなと思います。
Q:赤塩(和哉#20)選手は早めに投入しましたね。
A:先に1点取られての折り返しだったので、早めに動かないとというのが頭の中にあって、そういうところでなんとかとおもったのですが…。
Q:相手の良さは?
A:シンプルに前線にボールを供給していくところなので、そこを何とかとおもったのですが、なかなかそれがやられている中でセカンドボールを拾われて距離が狭まったところで背後を使われたと思います。
Q:今日までの準備はいかがでしたか?
A:早く相手は前線にボールを供給してくるので、それに対していつもどおり、まずやることが大前提だと思っていました。それは攻撃においてはやれる面もあったんですが、守備の所で、っていうところが、失点につながったのかなと思います。
Q:前半左サイドを#23の島田樹くんが結構えぐって、それが中で合わなかったのは痛恨という事になるんでしょうか。
A:ペナルティエリアの中で仕掛けられるシーンが、島田だったり松永(大輝#9)だったり、あったなかで最後のところでフィニッシュのところがあと一歩だったということでした。もちろん桐光さんも簡単にやらせる相手ではないので、そこのところは相手が上回っていたのかなと思います。
Q:左サイドの松永くんは警戒されていたと感じましたか?
A:そうですね。その辺は当然本人も分かっている中で、ドルブルでしかけるところをどこまで。後は周りとどこまで合わせていくのかのところで、フィニッシュまでは行けていたので、そういう部分ではいい面も出ていたんですが、もっとできたとは思います。
Q:選手たちはどんな声をおかけになったんですか?
A:いや、まだ何も声は掛けていません。
Q:良ければ、どんな事を伝える予定なのか教えてください?
A:うーん。また全体に話す内容としては、この1年間、これに向けて取り組んできたんですが、3年生を中心にまずこの舞台に立てたということは、非常に…。次に繋がるという点でよくやってくれたということと、本来自分たちがここを通過して、次のステップに行きたかったんですが、それは行けなかったので、その現実をしっかり抑えつつ、しっかり労いたいと思います。
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