12月25日に西が丘で行われた平成23年度、第60回全日本大学サッカー選手権大会準決勝、専修大学対中京大学の試合後の専修大学の選手のコメントになります。リーグ戦を初優勝した専修大学が、インカレでも2−0で決勝進出を決めた試合でした。ちなみに専修大学は、源平貴久監督が富士通の社員だということもあり、フロンターレとの関係が非常に強いチームとなっています。数合わせで選手が練習場を訪れ、紅白戦のメンバーとして普通にプレーする姿もよく見られます。そういう点では、Jクラブとの連携が強化の一つになったということが言えると思います。
◯町田也真人選手
(ゴールをアシストするヘディングについて)松本(陽介)が持った時にあそこに入るかなと思った。飛び込んだらうまく来た。
自分では意識していなかったんですが、2点目が入った時にコーチに呼ばれクロスが多いと言われた(パスが少なくなっていた)。自分たちのサッカーができていなかった。中1日だったので、個人的には行ける所まで行こうと思い、逆に自分たちらしさを出せなかった。
有料試合なのだから、見る価値のあるサッカーをしようと言われ、そう思った。止めて蹴るサッカーをやって、点は後半はなかったですが、内容は後半のほうがよかった。
明治とは前期にボコボコにやられ(0−4)、後期は自分が出ていなかったので借りを返したいと思います。
決勝進出は、まずは嬉しいですが、国立のピッチに立てるのは2チームだけ。立てないチームの分までやらないとダメ。
(今年のチームについて)先輩の存在が大きかっただけに(卒業して)自分もやばいと思っていた。練習試合でも勝てず、前期は良いサッカーも出せなかった。声を掛け合い、それが実を結びました。その中でも天皇杯が大きかったですね。応援してくれる人たちと一体となりました。横河武蔵野に6−0で勝ち、決勝もゼルビアと1−1でPKまで行けた。あの経験は大きかったです。
◯庄司悦大選手 キャプテン
うまい選手はいませんが、止めて蹴るのは一人ひとりの選手ができている。それが一番大きいところだと思います。
決勝までいけたのは嬉しいですが、勝たないと意味が無い。結果を出したいです。
◯仲川輝人選手
(長身の)大西(佑亮)くんがFWにいるので、サイドからそこに入れるんですが、セカンドボールを拾えなかった。後半は中、中、外と良いリズムでパス回しができた。最後シュートで終われずにカウンターになったところもあったが、それ以外は十分にできました。
(反転については)自分は体が強くないので、それでやっているところもある。ガツガツくるチームの中でも自信になりました。
決勝は緊張もあるかと思うが、自分らしいプレーで点を取れればいいと思う。点を取れて優勝できたら、自分の未来にもつながる。攻撃的で美しいサッカーをやりたい。
(ゴールシーンについて)クロスばかりだったので、セカンドボールを拾われて流れが悪かった。ワンツーで行けました。ダイレで出して、パスが帰ってくるだろうと信じて走りました。クロス上げるか迷ったが、シュートを打ちました。
決勝は、0−0の試合でも1回のチャンスはあると思う。そこで決められる信頼してもらえる選手になりたい。
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