川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

アフリカの小国、ルワンダで1990年代に起きた民族対立が原因の虐殺事件を描いた映画。虐殺事件の大雑把な構図は、多数派のフツ族が、少数派のツチ族を襲うというもの。ただしそこに至る過程は複雑な軌跡を描いており、簡単に説明するのは難しい。ベルギーによる植民地支配と、その統治方法によって民族の分断が固定化されていくという構図が背景にあるのは間違いはないのだが。

映画は虐殺を描くこともあって緊迫感とともに進行。主人公は自身が勤めるホテルに1200人以上の被害者をかくまった実在のホテルマン「ポール・ルセサバギナ(Paul Rusesabagina)」で、彼が経験したできことが作中で描かれていく。民族が違うだけという、あまりに理不尽な理由で人が殺されていく場面が描かれ、やりきれない思いの残る映画である。時に人は熱狂の渦の中で鬼になれるのだという事を如実に示している。

公開直後から高い評価を受けていた作品ではあったが、交渉がまとまらず当初日本での劇場公開は予定されていなかった。しかしこの映画を見たい、公開すべきだとの熱意を持った評論家やファンの署名活動が配給会社を動かし、06年から日本国内で公開されるに至っている。

なお、年代は多少ずれるが1965年にルワンダの中央銀行に総裁として就任し、ルワンダ経済を成長させた服部正也氏が残した「ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)」という書籍では、この虐殺事件の背景となる章が追加されており、ルワンダ紛争理解の一助となるものと思われる。

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