川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

◯野地照樹監督(高知大学)
 もったいなかったなという一言に尽きると思います。風上をとって先手必勝という気持ちを、うまく前半から風上で、うちらしいサッカーができたと思います。先制した後チャンスがあったんですが、なかなか決められなかった。後半、一番怖いのは相手のセットプレーだといういことで、前半からフリーの選手が見えたのでマークしろと行ったんですが、そのフリーの選手の取られてしまった。
 前半の最初の4〜5分でしょうか、えらい早い時間に同点にされて、それでもよく頑張ったんですが、残念ながら逆転されて、シュートがGKの正面に行ったり、最後は實藤を上げてなんとか同点を狙ったんですが、1試合振り返ると前半にもう1点は取って置かなければと。非常に残念な結果です。
 今年は4年生が中心で、實藤がいるし、キャプテンの酒井、芝野、香川。これが去年も総理大臣杯で準優勝して経験もあるし、ぜひ決勝に行きたいと。非常に4年生中心に彼らの個性がでていたと思います。結果は残念ですが、よくやったというのが今日の感想です。

Q:4年生が抜けますが、来年の1年は?
A:教育学部の生涯教育課程に推薦枠があるんですが、7つ枠があって今のところ3名。
 宇和島東のCBで、インターハイの優秀選手です。それから長崎の南山高校。ここからボランチの選手が来ます。この二つの高校は私の教え子が監督をしてて、本人も高知大に行きたいということで。
 もう一人が作陽。背の低い選手なんですがCBでもう少し高いのをよこせよという(笑)。あとは他の学部で一人合格してます。
 いろんなところで、高知大でサッカーやりたいという高校生が多くて、20人くらいが練習に来ました。
 スポーツ科学課程の推薦は難しいので他のところに行ったほうがいい、というんですが、高知大に行きたいという高校生も多い。実技と小論文と面接。本気で入りたいのであれば、いい準備をしないと難しいですよと。
 サッカーはなかなか難しいです。ぼくも実技を受け持つだけですから。スポーツ課程だけは20名。前期が10で後期が3。
 今回出ている柴野は農学部です。今日出ている選手で推薦ではない選手は6人。CBの福本生涯教育課程の生活環境コース。あとは…。いろんな学部からうちにきたい。香川というのは学校教員養成課程、教員免許を取らないと卒業できない。塚本も農学部。浪人も2人います。
 高知大学は推薦枠があまりありませんが、80数名の部員がいます。部員がおおおくてみなさん取材に来られたらびっくりされると思います。野球部と兼用で、マウンドがあるのでよく倒れます。そこでケガがあるとすぐにマウンドを削るんですがケガがなくて。あと私が野球部の顧問も兼ねているので。
 そういう土のグラウンドで野球部と兼用なんですが、野球とはシーズンが違うので平和にグランドを使っているという感じです。
 Aチームは4時半、Bチームは6時からという感じで、時間をずらさないと半面しか使えないので。最悪の環境だとは思いますが、大学スポーツでそういう学業を優先しながら選手も取れない。そのなかで少ない時間でお金をかけず全国で勝負できる。いま33年目なんですが、そういうことが分かってきた。今わかったわけではないんですが、この10年くらいはそういう方向で指導してます。
 今回1回戦を終わって流通経済大学のグランドを貸してもらったり、トレーナーの方にケアしてもらったり。もうぜんぜん違う。トレーナーが言うには1回戦終わったあとに選手ガタガタですね、という話だったんですが、明治大学との前は1回戦よりもよかったです。90分間交代させる必要がないくらいでした。
 あとは人工芝を使わせてもらって、相当ひざや腰に負担が来ると。流通経済大学さんは50人くらいけが人がいるといいます。
 サッカー部はこれくらい結果を出しているので、人工芝にしてくださいと、話しているんですが、日本一の土のグランドにしようかと。人工芝はどうしてもリスクがあるというい ことで。
 まあ、一度はインカレで決勝に出たい。ファイナリストというのが我々の目標で、総理大臣杯は去年福岡とやって負けたんですが、ファイナリストになる絶好のチャンスを逃して少し寂しい気持ちです。だけどいろんなところから高知大でサッカーをやりたいという高校生が来ると思いますから。
 関東関西とは違う練習量、試合数。関東関西とは全く試合数が違う。高校生とやったり社会人とやってるんですが、一つ一つやる中で、弱いチームとやるときにベストを尽くしなさいと話している。そうすれば攻撃の形ができる。そういうハンディのあるチームとやってもそこそこできる。
 あとは周りに愛媛、徳島、岡山とJのチームも出来ている。そこともやらせてもらっています。今年は中四国サテライトリーグに参加させてもらっているんですが、単独チームで参加させてもらってます。
 11月のファジアーノのやったのは大きかった。プレスをかけに行くことをやったら向こうが慌ててきた。どこでボールを取れるのかというのは、チームの中で共通理解ができた。そういう試合はチームにとっていい、ほんとに全国で戦える大きなきっかけになりました。

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