川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

1月2日に行われた二回戦の大分対浦和東の試合後の朴英雄監督の質疑応答です。

◯朴英雄監督

Q:10点取った後の試合の難しさについて。
A:今日は、昨日の夜から今朝にもミーティングしたんですが、一昨日の映像と相手の映像を見せて、どちらが強いのかと。私的には、地元だというハンディはありましたが、チーム的には違うというレベルではなかった。五分五分だった。私は今日は2点か3点差を付けて勝つと言いました。こう見えても先が見えるんですよ私は。たまに自分の事が怖くなる。なので生徒も今終わって先生こわいと。でも誰もが前半見ていて浦和東が勝つだろうと思ったんだと思いますが、うちはエンジンかかった後にも落ちないというのがある。そういうスキルがある。自分としては、子どもたちにいいことをしようと考えずに行こうと。普通どおりにやれば2〜3点差を付けて勝てるからと。それがピタリとあったので、私自身も鳥肌が立ちました。

Q:ハーフタイムにベンチで指示を出していましたが。
A:ロッカーに戻るのがよだきいのではなく、選手にも言ったんですが、お前ら今のプレーはサッカー選手としてしょぼい。地味すぎるとと。ということで、なんでそこに座らせたのかというと、まだスタジアムに呑まれている。それをなじませる。目で。だからそこに座れと。指示するにはあまりよくなかったと思いますが、向こうはブラスバンドがありましたし。でも指示はサッカーの戦術を伝えていては遅い。普段やっている事を再確認させるだけ。その準備はできているので、落ち着かせるということ。
スタジアムが大きいので、バスから降りるだけで歓声を上げていましたからね。
向こうはパンチを出しすぎてくたびれたようなサッカーになっていた。それでうちがどんどんやれる様になりました。

Q:五分五分の力だとおっしゃっていましたが、終盤に勝ち越せた、その差は?
A:前半は勝たなくていい。落ち着くように言いました。そしてそのまま終わって欲しいと。それで次にいつも言うのは、サインを送るんです。行こうとか、まだ行くなとか。前半はコンパクトになりすぎて、4バックに対して3トップの機能が全く出せなかった。それと、前がコンパクトになっているのに対して左右のWBが張り過ぎていた。だから向こうが自由に前後、左右に球を回せるようになっていた。後半はとにかく中にWBが入るように。CFが真ん中はそのままでいいが、後の2人は一歩下がってもう少しもう少しワイドになれと。えぐってから中に入れと。それが本来の形。だから前半はできていなかった。そこを修正したのが勝因だと思います。

Q:小松選手の投入が早かったですが。
A:いつもは後半に入れるんですが、試合を見つつあの子のアップも見ていました。あの子は男が入っていて、イライラさせて入れると結構仕事できるんです。彼は後から入れると燃えるんです。今日は燃えるのが早かったので、早めに入れていいのかなと。

Q:岡部くんについて。
A:彼は足も早いし、技術もあるがボールが離れた時にもうちょっと早く考えてくれれば、もっとサッカーができると思います。そこが少し遅い。彼は試合ごとに進化していく子なので、この前のハットトリックよりは今日のほうが私的には相手にとっては嫌だったんじゃないかと思いました。この前はごっつぁんゴールだけだった。だけど動きは今日のほうが良かった。

Q:サインを送ったタイミングは?
A:相手の弱点は攻める時に人数をかけすぎる。調子のいい時はサイドバックが前に出た状態で、両サイドが。それでリスクを消しながらやるんですが、後半の様になると張るようになる。自然に横に4枚張ってしまう。もう上がりも下がりもできなくなる。その時間帯を待っていたんです。私、インターネットの動画を見たんですが、2分くらいのもので、それをみてやり方と良し悪しを自分なりに見分けて、尚美学園大学に昨日行って2時間半も練習しました。だから落ち着いていたというのはあると思います。どうやって来るのかがわかると子どもたちは落ち着けるんですね。

Q:サインを出した時間帯は?
A:後半が始まって15分くらい。もう少し早くだしても良かったんですが、リスクもあるので。

Q:次の試合は?
A:これから見て研究します。次の試合も皆さんとこうやって話が出来ればと思います。僕の名前はボク(朴)です。皆さんに愛されたいので。マスコミは私は大事にしていますよ。次もお願いします。


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