川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

先日楽天レンタルで借りた河童のクゥと夏休みが素晴らしかった。正直な話、すこしばかり油断していたのだが、まさかこんな展開になろうとは、という作品だった。
まずよかったのが、そのプロット。主人公となるクゥと康一、そして康一の家族との交流を軸に物語は進行する。その過程は飽くまでも平和的で、構築されていくクゥと康一の家族との絆は、それがずっと続いて行ってほしいとの願望を生み出させるモノだった。

そうしたきれいな関係と同時進行させるように、子供たちの間に確実に存在するいじめの問題をクローズアップさせ、さらに群衆による数の暴力をも描き出していくのは驚異的な表現力と言わざるをえない。

真正面から向き合うにはあまりに手垢が付き過ぎた友情、家族愛、そして命の大事さというテーマを、河童を登場させるというありえない舞台設定により、すんなりと伝える良作だった。

キネマ旬報の2007年の年間5位にランクしたその実力は本物である。日常に埋没することなどありえない子供から、日常に疲れた果てた大人まで、幅広い層に親しまれるであろう映画である。ぜひ、一度見てほしい映画である。

なお、監督の原恵一氏は、アニメ映画として名作として知られる『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』などを手がけている方。どおりで、と映画の完成度に納得してしまった。

楽天レンタルで「河童のクゥと夏休み」を借りる。ちなみに現在50円キャンペーン中。2010年12月末まで






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