7月7日に行われたプリンスリーグ関東2部。桐蔭学園vs川崎U18は、3−1で川崎U18が勝利しました。その試合後の今野章監督と、#10脇坂泰斗、#18三好康児のコメントです。
◯今野章監督
向こうもしっかりビルドアップしててテンポもゆっくりだった。暑さもあり同じようなリズムになってしまったので、相手のリズムだったのかなと考えています。向こうもそんなに来なかったですし、こっちが持ってるんですが、向こうも持った時にゆったりしていた。うちは行くときはがっと行って主導権は多少握れたのかなというのはあったんですが、なんか、ずっとテンポが変わらず、最後のフィニッシュの所でスピードアップがなかなか出来なかったという中で、0−0で行ければ御の字かなと思っていました。失点さえしなければということで、ピンチは途中から出ていたんですが、それが入らなかったのが大きかったですね。0−0でいいと思った中で、1点を取れたので運びとしてはいい形に後半もっていけたと思います。
GKの所に行けるのであれば、後半も行きますし、キックさせるというのは狙っていました。体力的に行けなかったところはあったと思いますが、指示としてはそこは狙っていました。後半の所の次の一点のところと、追加点を取って、ボールを動かして今度は相手を走らせようというところで、追加点を取れたところまではプラン通りですね。そこの後の試合運びのところで、なんかプレーが軽くなってしまった。ちょっと最後の所スペースがあったし、なんでもできる。プレスもそれほど早くない中で、動かせる中での選択がよくない。プレーが軽い感じがしたんで、精神的余裕が悪い方向に出てしまったのかなと思います。
それはちょっと話したんですが、その後くらいから相手が背後を狙って走ってきた。背後をケアするところを第一に考えるのではなく、まずボールを取りに行く。奪いたい気持ちが先に出た。それで入れ替わったり、背後を走られたりした。
そこでメンバー交代も考えて修正を考えたんですが、当面は代えずに。失点しなかったのはありがたかったですけどね。後半の早い時間帯に失点してたら、修正が効かなかったかもしれません。
1失点のところは事故ではなくて、相手のベンチから指示が出ていたんです。GKが高いからシュートを狙えということで。その中での失点なのでポジショニングの問題です。チームとして狙われていました。
そういう失点はありましたが、もう一点が取れた。ただ、もっと早く試合を決められたと思いますし、そこは練習するしかないですね。
今、ちょうどやっているサイドチェンジが結構できたんですが、アタッキングサードでのコンビネーションは改善が必要です。ただ、全体的な部分ではやれていたと思います。
(三好康児については)あそこがひとつ抜けることで一人ひとりがチャンスが増えている。そこは要求しつつ、そこだけではないということで。抑えられた時はコンビネーションで違うやり方もある。抑えられる事もありますが、最大限には使いたい選手ですね。
この暑さの中で、もしガンガン蹴ってくるチームだったら嫌だったですね。つないでくれたので休む時間も取れました。それは思いました。
#10脇坂泰斗
前半でもう少し点が取れたという印象がありました。そいうところで行けるという思いが出てしまったのかなと。相手は割り切って下がって、タテを消してということをやっていた。そこで突っ込むシーンとかがあったんですが、徐々に前半途中から代えられるようになったので、そこで相手は攻める事ができなくなったのかなと思います。
暑い中、ボールを失わないことはそうなんですが、ボールを取られた瞬間にしっかり切り替えるということを意識してました。そうやって相手にあまりボールを持たせない様に考えていました。相手にボールをもたせると自分たちが辛くなるので、ちょっとでも切り替えを早くしようと思っていまいた。前に運ばれれば運ばれるほどつらくなるので、前で取るためにということでやっていました。
相手のGKに簡単に下げるところがあったので、そこは狙おうという話はピッチ上でやっていました。GKのところで取れて、結構チャンスになった場面が何度かあったんですが、そこでしっかり決められるようにしたいですね。今後、そういうところで難しくなる事が出てくると思うので。
2点取った後に間延びして、蹴るだけになってしまって、後半は後ろから繋ぐ意識も無くなってしまって、そこを直せば失点はしなかったと思います。
#18三好康児
(ケガからの復帰後初めて先発だったが)90分やってみて、最後のほうはバテました。ボールが入っても失う回数が増えてしまいました。そのへんではチームに迷惑をかけたという感じはありました。
点を取れたのは良かったんですが、その前にもシュートを決められるところがありましたし、そういう面ではもっと自分が決めていれば簡単に試合を運べていたと思います。
ボールが入った時は相手を抑えてちらしたりという事ができていたんですが、ボールを受ける回数がまだまだ少ないですし、後ろとの連携がずれている面があって、距離感が遠いところもあったので、そういうところはもっと相手と自分と味方を見てもっと簡単なポジションを取れればもっと簡単に崩せたと思います。
相手は、一度ペナルティに全員が下がられると、こっちとしては厳しくなるんですが、それでも左右に振っていけばまだまだ空いているところがあったので、そういうところで一本の楔から全員で連携して崩すというのもできそうだったんですが、それがまだゴールには繋がっていないので、そういうところも簡単にできるようになればもっと相手も疲れるだろうし、やりようはありました。
(2トップの岡田優希との距離感について)開いているところがあって、後ろもサイドチェンジをしたりしてたので、そこは後ろとの関係もあったんですが、そこはお互いにやって後ろでも見ながらもっといいポジションを取れるようにしたいですね。
復帰は出来ましたが、またケガしないように気をつけたいです。
(来週招集の代表での豊富は?)ここ最近ずっと行ってなかったので、代表は代表のサッカーがあって、ワールドカップに向けたチーム作りの段階なので、そこで遅れを取らないように。むしろ、引っ張っていけるような存在にならないといけないので、そういうところではもう少しまだまだ自分のプレーのレベルも上がってきてないので、もう少し緊張感を持ってやっていければと思います。
ここまでクラブで出られていないので、代表でしっかりアピールしたいです。
期待してもらっているとは思うので、自分もそれに答えられるよう、緊張感をもってやりたいです。
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