スコットランド・プレミアリーグに所属するレンジャーズが破産。新しい運営会社によって、チームは再生の道を歩むこととなるが、先日プレミアリーグへの残留が拒否されスコットランド3部(実質4部)リーグへの降格が決定していた。
この降格に関連して、SkySportsが平均観客動員数を報じている。昨季の平均観客動員数で46,324人を誇るレンジャーズではあるが、今季戦うことになるスコットランド3部リーグの平均観客動員数は数百人。そんな各クラブがレンジャーズ戦をどうやって運営するのか、ちょっと興味がある。
ちなみに日本でも、2013年シーズンからクラブライセンス制度がスタート。ライセンス交付のため無条件に必須となるA基準が満たせない場合、Jリーグでは戦えないこととなり、JFL以下のリーグで戦う事になる。A基準の中には財政的な基準が入っているが、日本でも一部上場の大企業が粉飾決算により法的責任を問われることがままある。つまり、将来的にビッグクラブでも粉飾決算などの違法行為を含め、突然死的にライセンスを剥奪される可能性があるのである。
他人ごとのようにも思えるこうした出来事も、将来的に日本で起きかねないということは留意しておきたい。健全運営と魅力あるチーム作りの間で、経営のセンスがよりシビアに問われる時代となる。
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