川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

普段とは違うサッカーに挑戦し、若干の消化不良感を残して大会を去ることになった大分の選手の準決勝後のコメントです。


No23:藤澤拓(大分)
いつもとは違う雰囲気でした。入って点を取る気持ちでいました。
(得点になった一つ前のプレスについて)寄せた瞬間に相手がこっちを見てなかったので、これは取れるかなと思ったら取れました。その後の(小松)立青くんのシュートも惜しかったですが…。
(相手の戦いぶりについて)相手は繋ぐかなと思ったんですが、最初は蹴ってきたのは意外でした。
来年、約束したので。絶対にここに帰ってくると3年生と約束したので。
日にちで数えれば長いのかもしれませんが、あっという間でした。絶対に帰ってきたいと思います。

No12:平畠雄貴(大分)
雰囲気は違いましたが、ここでみんなとやれてよかったです。卒業後は今の予定ではオーストラリアに留学に行きます。

No9:梶谷充斗(大分)
(普段と違うシステムにやりにくさは?)今までやってきた戦術と違うのでやりにくい場面もありましたし、相手も上手かったです。
(市船は思ったより大分が来なかったと言っています。普段通りにやっていればなぁ、という思いは?)それはちょっとありましたが、まだまだ自分たちの実力のなさで先生に迷惑をかけてしまいました。もうちょっと自分たちに力があれば、まだ楽にやれてたのかなと思います。ただ、けが人も多いのでそこらへんを考慮して、という形だったので。
(上野くんの不在は痛かった?)痛かったですね。中盤でボールをさばいてくれる人が一人おるだけでチームは変わるので、おってくれた方が良かったです。
(準々決勝で上野くんは無理したのが痛かったように思いますが)でも、ここまでこれたので胸を張って帰りたいです。
(国立のピッチはどうでしたか?)夢に見た舞台なので楽しめましたし、自分の中にとてもいい思い出になりました。これを後輩たちに伝えて、来年はここで自分たちよりもいい結果を出して欲しいです。決勝しか無いので、そこまで行って欲しいと思います。
また、こっちに応援に来られるように頑張って欲しいです。
(監督から、フォーメーションチェンジが難しければ元に戻していいよ、という話が出ていたらしいですが)それはないですが、先生の指示が出た時に変わるようにと言われてました。
(後半の20分くらい?)そうですね。そこから戻したんですが、やっぱりみんな慣れてましたね。
(雑草チームだと思いますが、自信になったのでは?)やっぱ、ありましたね。自分たち、大分県大会で大差で勝った試合もあったんですが、正直全国でどこまで通用するかわからなかったんです。でも、それでも勝ち上がってこれて、青森山田を倒した時は本当に自信がつきました。
(県予選の初戦は1−0でしたがどういう試合だったの?)みんな固かったです。そうとう固かったです。そう考えると、ここまできて成長してきた実感はありますね。なんて言うんですかね、全国の各県の1位のチームとやって、勝ち上がってこれたというのは、本当に嬉しいですし自信になります。これから先のサッカー人生で自分の中で自信になります。
(進路は?)九州産業大学でサッカー続けます。今のところは。
(4年後Jの舞台に戻ってくるかも?)目指したいですね。頑張りたいと思います。


No10:上野尊光(大分)
(チームメイトはどうでしたか?)最初ベンチで見ていて呑まれるかと思ったんですがみんな普通にサッカーしていました。一生の思い出です。オトナになっても自慢できるような話ができました。
(国立という舞台は?)憧れでしかなかったんですが、全国大会で勝つに連れて夢が目標に変わってきて、目標を達成できた。よかったです。
(大分県勢最高の成績でした。次の後輩にどんなことを期待しますか?)自分たちの記録は抜いて欲しいです。ここに戻ってきて、ここで勝って、決勝までは行って欲しいです。

(準々決勝で頑張りすぎたという後悔は?)あのダメージは大きかったです。自分では代えないでくれと言いました。でも、別に後悔という後悔はないので。みんなに託したので、今日は。今は痛みはそれほどでは。ギリ、歩けるようになったくらいです。走ったりターンは無理です。
(アンカーが居なくなるのがこのチームにとって痛手だったと思いますが)そうですね。でも、結構みんなポジションチェンジが自分たちは激しいのでどこでもやれる感じなんです。だからそんなに違いはなかったです。
(外から見ていて、チームメイトは普段通りでしたか?)やることを変えて、みんなの頭が混乱していたかもしれませんが、昨日から始めたので。
(この雑草集団がどうやったらここまで来れるんですか?)分高のスローガンでもあるんですが、結束の力だと思います。組織力が高かったと思います。
(準々決勝で勝てたのはチームの力を選手が信じていたからだと思ったんですが、それは感じましたか?)そうですね、はい。すごく感じました。みんながやり返そうという気持ちが強かったので、自分も負けてられないと思ってやっていました。
(それにしても上野くんを見たかったです)決勝まで行けていればなんとか冷やしまくって治していたと思います。
(進路は)専門学校に行きます。公務員の専門学校です。一応サッカーはこれで一区切りです。消防士になりたいんで。
(消防士のチームがあればぜひ入ってサッカー続けてください)はい(笑)。
(晴れやかな笑顔で救われています)でもさっきまで結構ボロ泣きしてました(笑)。



No17:清家俊(大分)
やり切った部分もあるんですが、詰めが甘くて相手にやられたかなと思います。
(得点の場面は)良いボールが来たので、がむしゃらにやって決められたと思います。でも、悔しいですね。


No4:若林喜史(大分)
(進路は)福岡の九州国際大学です。清家と同じです。
(国立のピッチは?)人が多くて、ホントに監督の声も聞こえないような、ホントにスゴい声援だったので、やっぱりスゴいところだったと思います。上がったりはしませんでした。
(上野くん不在の難しさは?)上野がいつもボールを分配したり、ゲームを組み立てる選手だったので、居ないのはやっぱり痛かったですが、その分、みんなも気が引き締まって、逆にやってやるぞという気持ちにもなっていた。戦術的には厳しかったですが、気持ち的には上がってきてよかったと思います。
(相手は最初の20分くらいは蹴ってきて、大分をリスペクトしてたように見えたんですが、一矢報いる事ができて手応えもあったんじゃないですか?)ここまで来られて自分たちのサッカーが間違いじゃなかった、通用するんだと思えましたし、本当に通用したという手応えはありました。
(雑草集団がここまで来た理由は?)一人ひとりがそんなうまくない中で、一人で行かないでみんなでやっていく。やっぱりまとまったら強いんだよ、というところを自分たちも見せたかったので。そういう気持ちが強かった部分で、ここまで来られたと思います。
(1点返した後に、行けそうな雰囲気は?)はい、1点取ったらのるチームなので、その後もいい流れが来ていたので、行けるんじゃないかと思っていました。
(相手は10分くらい残してキープしてました)相手も勝つのに必死なので、仕方無い部分なんですが。
(相手の10番とか7番とかすごかった?)本当にドリブルがうまくて、それ以外の一人ひとりもうまくて。ドリブルだけでなく、パスも上手かったですし、すごいと思いました。
(2点差にされた時に意識したことは?)ホントに、取りに行くしか無いし、最初はサイドバックとかも残っていたんですが反対サイドにあるときは行っていいよ、と言いました。
(3年間を振り返ってどんな時間でしたか?)ホントに毎日が部活で、学校生活と言うよりもサッカー生活が心に残っていますし、キツイことばかりでしたが、それでもここまで来られたので。最後の最後でここに来られてよかったです。



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