川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。


ボーフムの公式ページに田坂祐介のインタビュー記事が掲載されています。
People in Japan know VfL「日本の人たちはVfL(ボーフム)のことを知ってますよ」という記事を訳してみました。

リード
田坂祐介はボーフムと契約した4人目の日本人です。この中盤の選手は、すべての試合でプレーしていますが、まだそのパフォーマンスには完全には満足していません。彼がどうプレーし、このクラブを日本の人たちがどう感じているのかを明らかにします。
ーーー日本ではいわゆる英語週間(English weeks)がありますか?たっさ(Tassa)?
何それ?
→イギリス人に英語週間という言い回しを聞いたところ「そんな言い方は知らないよ」との事でした。そこでドイツ語の原文にあたってみたところ、Englische Wochenと記載されていて、それぞれ「英語」と「週」という意味のようです。この2つがくっついて熟語になると「週の中頃」と訳されました。そういう言い方なのかもしれません。

ーーークラブが週中に試合をするってことだよ。
ああ、理解しました。そうですね、私たちも週中に試合をしますよ。ただそこに特別な名前はないですね。

ーーー選手たちは余分なプレッシャーや疲れがあるもの?
それ好きですよ。試合をすれば、それだけ面白いことがある。もちろん、試合が終わると疲れますね。ただ、その状況はすべてのチームが同じですし、問題ではありません。すべての選手は試合に向けて練習してます。


ーーー9月27日のカイザースラウテルンと9月30日のインゴルシュタットとの試合の間は40時間ありません。これらの試合に向けて準備するのは大変ですか?
通常は1週間かけて準備します。この状況でカギを握るのは、チームメイトがお互いにコミュニケーションを取ることです。週のすべてで対戦チームに焦点をあてられませんし、それが利点になる。我々は自分たちのために時間を使うことができます。

ーーードイツにきて2ヶ月が過ぎました。この場所はどうですか?
最初は、市の中心街のホテルに滞在していました。しかし今はボーフム市内に家を見つけ、妻と住んでいます。また、休日を取った兄弟が今来ています。

ーーー彼はここの何が好きですか?
寒さ(田坂、笑う)冗談です。彼はこの街と食べ物が気に入ってますし、ぼくもそうです。私たちは本当にここを家のように感じてます。

ーーーここでの生活は日本とはどう違いますか?
大きな違いはありません。大きな挑戦は言葉ですし、それが日常生活での問題になっています。例えば、何か普通のものを買うとき、日本では特別なものを買うように、欲しい物を説明するのが大変です。

ーーープレーの話になりますが、Jリーグとドイツの2部リーグとの違いは?
ドイツのサッカーはより組織的ですね。身体的な部分もとても違います。ドイツの選手は強いし早い。日本人選手には高さがないので、テクニックを身に付けています。ボールはしばしば高く、長く蹴られますが、日本ではショートパスの戦いに焦点が当てられます。ただ全体的に、ドイツのほうがサッカーの質は高いと思います。

ーーー日本人の清武弘嗣選手や乾貴士選手はサッカーニュースの見出しを取っています。香川真司選手はマンチェスター・ユナイテッドに移籍する前はブンデスリーガ最大のスター選手でした。なぜ日本人選手はこうして成功していると思いますか?
まず最初に、ドイツの練習は日本の練習と似ているという事があります。そのおかげで順応しやすいんですね。日本人選手はその体格もあり素早く動けますし、ドリブルもうまい。そしてそれがフィジカル的に大きなドイツ人選手と向き合った時に大きなアドバンテージになります。

ーーーあなたはドイツでプレーする他の日本人選手と連絡をとっているのですか?
そうですし、ドイツに限りません。オランダでプレーする選手とも会いますよ。フィテッセの安田理大選手とか。ここドイツでは、レバークーゼンでプレーする細貝萌選手やケルンの鄭大世選手。一緒に食べに行ったり、バーベキューしたりしてます。

ーーーあなたは小野伸二選手、鄭大世選手、乾貴士選手についで、ボーフムでプレーする4人目の日本(からの)選手です。日本ではどの程度、ボーフムは認識されているのでしょうか?
多くの日本人はボーフムのことを知ってますよ。ブンデスリーガが自然と脚光を浴びてますからね。それは何人かのアジア人選手がここ数年契約をしているからですし、VfL(ボーフム)は間違いなくよく知られたクラブの1つです。

ーーーあなたはまだ通訳のFabian Schmidtに依存してますが、彼は日常的にどの程度重要なのですか?
彼はトイレまでは来ませんが、そういう意味ではないですね(笑)。ただ、まじめに、ファビアンはこのクラブでのことに限らず、ぼくにとって重要です。彼はどこにいてもいつでも、彼が可能なときには助けてくれます。例えば役所の書類でもそうですね。そしていつも極めて日常的な普通の問題について彼に電話してます。

ーーーたとえば?
日本のすべての台所のレンジフードは同じように動作しますが、ドイツは違います。どうやってそのレンジフードを動かせばいのか、わからない時がありました。その時のファビアンの助けに感謝してます。

ーーーあなたはこれまでのすべての試合でプレーしています。これまでの試合でどの程度満足していますか?
もっと上手くやりたいです。まだ点を取っていませんし、必死でやています。ただ、ぼくはチームのためになるものを持っていると思います。そして出来る範囲でやっています。試合ごとによくなっていますし、チームのためになるようがんばってます

ーーー

田坂祐介出場記録
BL 1 8/4  VfL Bochum - Dynamo Dresden 2:1 先発フル出場
BL 2 8/11 SC Paderborn 07 - VfL Bochum 4:0 先発フル出場
DFB 1 8/18 1. FC Heidenheim - VfL Bochum 0:2 先発出場 70分に交代
BL 3 8/26 VfL Bochum - VfR Aalen 0:1 先発出場 73分に交代
BL 4 9/2 SSV Jahn Regensburg - VfL Bochum 0:1 先発出場 77分に交代
BL 5 9/14 VfL Bochum - TSV 1860 München 0:0 先発出場 90分に交代
BL 6 9/23 MSV Duisburg - VfL Bochum 0:0 先発出場 60分に交代

田坂祐介は、リーグ戦6試合、ドイツサッカー連盟杯1試合のすべてで先発出場中。ただし、ここまでゴールはなし。また、ボーフムは6試合を終えて2勝2敗2分けの10位です。

なお、9月27日にホームでカイザースラウテルン戦。中2日の9月30日にインゴルシュタット戦が共にホームで行われます。

話は変わりますが、ボーフムがツィッターの公式アカウントにて、田坂祐介宛に質問を募集しているようです。



機械翻訳したところ#FragYusukeというハッシュタグを付けて、質問するという事のようです。一応、ボーフムのツィッター公式アカウントのIDである@VfLBochum1848eVも本文中に入れてメンションにしておくといいと思います。
ちなみに以下の質問には今のところ無回答です(笑)。



タサ個人がツィッターとかブログを始めればいいのにね。

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