川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

高円宮杯 第22回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会準決勝を取材して気になった選手、京都サンガF.C. U-15編

#11FW岩元 颯オリビエ
後半49分に交代でベンチに下がるが、非常に印象的な選手であり、ぼく個人の意見としては彼の働きは悪くなかったと思う。
理由はそのゴールへの積極性である。準決勝の2試合を見る中で、岩元以外のほとんどの選手が、シュートに対して消極的だった。打てるタイミングで一つ余分にトラップしたり、パスしてみたり。そんな中、岩元だけはファーストチョイスをシュートにしていた。角度のない場所からでも常にゴール方向を狙うその姿勢に対しては評価は分かれると思う。「周りにフリーの選手がいたじゃないか」と言われてもおかしくはない。ただし、今の日本人選手にはそれくらいの強引さが必要であるのも事実。
この日のプレーに関しては、強引さが空回りしていた部分もあったが、彼が交代した事で横浜FMJrY追浜の最終ラインは、安心していたのは間違いない。後述するが、岩元の交代と、追浜が後半の頭から投入した#18神沼拓海の働きによって後半は追浜が完全にペースを握ることとなる。
ゴールという結果は残せていないが、仕掛けるという積極性により、DFW的な役割を果たした選手である。

#15DF瀬戸口大智
登録はDFであり実際に右サイドバックが本職であるという。ただしこの日は右サイドハーフとして先発し、試合中にFWもこなしている。
特徴はその突破力である。#9奥川雅也の先制点は、彼が突破し、右サイドから入れたクロスから生まれた物。追浜は瀬戸口に左サイドを再三破られたため、サイドバックの#3鬼丸敬、#10田中健太に加え、#6中村凌までもが左サイドをケアする必要に迫られ、バランスを崩すこととなった。
49分の岩元の交代により、トップに入ってからは追浜のディフェンスラインの背後を狙うカウンター攻撃の際に槍として機能し、チャンスを作り続けている。決勝戦でも彼の働きには注目したい。

#9奥川雅也
この日2ゴールの活躍を見せた。左サイドハーフではあるが、ゴール前に顔を出す動きに特徴がある。先制点もさることながら、延長前半の82分に決めた勝ち越しゴールがすばらしかった。岩元の角度のない場所からのシュートが印象深かった試合の中で、この勝ち越しゴールはまさに打つことが予測しづらい場所からのシュートだったからである。岩元のプレーを見つつ「中山ゴン的ゴール(ドーハ・イラン戦)」の話で盛り上がっていただけに、まさにその中山的ゴールを実現した事を評価したい。

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