川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

接戦をモノに 日本対タイ

アジア大会を戦うU21日本代表が、タイとの準々決勝を終えた。
ここまでの日本の戦いぶりを見ていただけに、楽な戦いを予想していたが、その予想はあっという間に覆される。

フル代表経験者を数多く含むタイ代表の攻撃に対し、日本代表は押し込まれる時間帯が続くのである。

日本代表はこれまでと同様、中盤からの仕掛けをベースとして局面を打開し、最後は永井謙佑のスピードを生かそうとする攻撃スタイルをとる。しかし、過密日程がたたったのか、運動量が上がらない。その一方で、テクニックでは見劣りするタイが、ハードワークすることで優位性を保ち試合のペースを掴むのである。



ボールを保持される展開の中、踏ん張ったのが守備陣である。ここまでの対戦カードにも恵まれていたが、日本代表はここまで無失点。安藤駿介を中心とした堅守はこの日も健在だった。

先制点は、前半終了間際の45分の事。東慶悟
がエリア内へと持ち込んだ攻撃を一旦止められるが、このこぼれ球を山崎亮平と山口螢とでサンドして奪い返し、攻守が再転換。フォローした永井謙佑から山崎へとパスが渡り、鋭い突破でエリア内に進入。完全に崩して折り返したマイナスのクロスを、東が落ち着いて決めた。

追加点の欲しい日本代表ではあったが、思うに任せないまま時間だけが経過。タイ代表の猛攻撃にさらされる時間が続いた。しかしきっちりとタイの攻撃をしのぎ無失点で試合を終えることができたのは賞賛されてしかるべきことであろう。

主導権を握られた試合ではあったが、集中した守備陣と、ワンチャンスを確実に決めた攻撃陣がうまく噛み合い、1-0で勝利。見事に準決勝進出を決めた。

準決勝の相手は強豪イラン。勝てば決勝。負けても三位決定戦である。確実にもう2試合戦える事になったという点で、非常に大きな勝利だった。

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