結構値を戻しつつあって、天井が近そう。
ヨーロッパでは今後不動産が暴落するのでは?といわれているようで
もしかしたらグローバルリートはダメなのかもと思いなおしているところ。
これはケースシラーだけじゃわからないから探し方が下手だったといわれればそれまで。
リートは目先の底が09年の3月にあって、すでに回復傾向にあるので
ここら辺で一度手放しておいた方が良いかもしれない。
ダイワグローバルリートの報告書から引用
各国の実物不動産市場に目を転じると、投資家が不動産に要求する利回りの低下によって不動産取引が活発化しております。主要国においては失業率の増加から空室率が上昇しており、不動産の賃料水準にも引き続き低下圧力が働いておりますが、香港など一部の地域ではオフィス賃料の底打ちが報告されるようになって来ました。主要国において賃料の上昇に向けて空室率が改善するには今しばらく時間がかかる可能性が高いと見込まれますが、世界的な金利の低下により不動産投資の相対的な魅力が高まっており、不動産市場では引き続き活発な取引が続くものと見ております。今後の海外リート市場は、景気回復に遅行する空室率や賃料動向と、低金利下で相対的な魅力度が高まった実物不動産市場が綱引きをする展開になるものと見ております。
さらに引用。
当ファンドの運用再委託先であるコーヘン&スティアーズ社では、リート市場の回復に3つの段階があると考えており、第一段階である資本政策局面(株式の発行や物件の売却による財務体質の改善)はほぼ終了したものと見られ、各国で多くのリートが増資を通じて財務体質の改善に成功しました。資金調達の主流は社債の発行に転じており、今後リート各社は、増資による資金調達と社債発行の組み合わせにより、価格の下落した不動産の買い手に回ることが出来ると考えられます。保有する不動産からの賃料収入は減少圧力が続くものの、物件取得による外部成長が可能なリートも出てくるようになることが期待される第二段階、「不動産取得」局面に移行しつつあるものと見ております。最終的に景気の回復に支えられ、空室率の低下と共に不動産賃料が回復する第三段階、「実物不動産の回復」局面につながるまで今しばらく時間がかかるものと見られますが、今後リート各社では財務体質の違いに起因する不動産市場への姿勢によりパフォーマンス格差が出やすいものと見ておりま
す。ポートフォリオでは財務状況を重視した銘柄選択を続け、不動産取得の余力がある銘柄へ選別投資する方針です。
これを読むと回復基調にあるのかとも思えるんだけどなんともいえない。
個人的には来年は新興国なのかなと思うようになりつつあります。
各国が政策金利を極限まで下げているという現状があるから
円キャリートレードで世界に円が出て行ったように
各国から世界に資金が流出する可能性は高い。
で、その向う先は新興国になるのは必然的な流れである。
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