川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。


7月20日にJFAハウスで行われたFリーグ2011 powered by ウイダーinゼリー/キックオフカンファレンスにて、壇上に立った大仁邦彌CEOに対する質疑応答の中に興味深い話があったので紹介します。
女子中学生のサッカー問題に関する話です。


なでしこジャパンの優勝とFリーグとを関連付けた質問に対し、ひと通りの回答をした大仁CEOは続けて「フットサルの女性への人気が拡大するかもしれない。なでしこが優勝したことで、女の子がボールを蹴る、(フットサルが)その受け皿になるかもしれないですね。それは協会として考えていければと思います」と述べます。

そしてさらに「女子サッカーは中学生年代が活動できない。だから女子の中学生年代の全国大会を開催します。また、相根澄監督もやっていますが、学校でフットサルでやってもらえるよう、学校の先生にフットサルの講習会をやろうと思っています」とコメントします。

そのため、どうすれば学校でフットサルを先生方に知ってもらえるのか。そのためにどうすればコンタクトを取れるのかを調査しているとのこと。

そこで参考になるのがK9プロジェクトという活動を行っているステラミーゴいわて花巻相根澄監督であると述べていました。

この中学校でのフットサル環境の整備については、まずはFリーグを抱える地域でスタート。土地ごとの違いを乗り越えてやっていきたいとのこと。

また女子の全国大会という件については岐阜でトライアルとして行われた大会(第1回全日本女子ユース(U15)フットサル大会?)をベースに、次回も岐阜での開催が予定されているそうです。

フルコートでの女子サッカーチームを1から作ることは相当な労力を要します。少子化により、サッカー少女を11人集めるのも難しくなるでしょう。そうした社会情勢の中、フットサルに解決策を求めるというのは現実的だと考えます。

そしてそのために教員の指導から始めるという地道な活動に乗り出そうとしているという点で、JFAの本気度が伺えます。

サッカーをしたくてもできない女子中学生が一人でも少なくなるよう、この活動はぜひ継続して続けてもらいたいと思います。また、折を見てこの活動については取材してみたく思います。


初めての方も、何度かお越しいただいている方も「ふっとぼうず」を訪れていただいてありがとうございます。もしこのブログを気に入ってもらえましたらRSSフィーダの登録をお願いします。簡単に更新情報を受け取れるようになります。また江藤高志のツイッターアカウントもありますので、合わせて登録していただければと思います。

0 コメント:

コメントを投稿

top