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W杯前の新潟Lの試合では、通常3社5名にとどまる取材陣がこの日は25社63名に上っていた。W杯バブル全盛の中、7月24日になでしこリーグが再開。この日新潟で行われた新潟Lvs浦和Lを取材した。
今のこの現象がブームであるという認識をベースに、これをどう維持し定着させていくのかが今後の課題となる。
ということで、このエントリーは新潟Lvs浦和Lの簡単な試合経過と試合後のコメントとなります。
試合開始直後の1分に新潟Lが#24佐伯彩のゴールで先制。そのまま浦和Lを押し込むが、もう一押しが足りずに追加点を奪えず。
対する浦和は14分に左サイドを攻略。#10吉良知夏がえぐって折り返し。これを#18柳田美幸が押し込んで同点に追いつく。
前半を1−1で折り返した後半。ホームで勝ちたい新潟Lに対し、浦和Lはロングボールを#10吉良知夏に入れて再三チャンスを作る。しかし決定的なGKとの1対1の場面は、新潟の守護神#1大友麻衣子がファインセーブでしのぎゴールを破らせず。浦和は決定機を逃し続ける。
膠着したまま迎えた79分。新潟Lは、右サイドの#14小原由梨愛のクロスが浦和のGK#1山郷のぞみの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、アルビレックス新潟Lが勝ち越しに成功する。
そのまま試合を終わらせたかった新潟Lに対し、87分に浦和Lは右サイドの#14安田有希がドリブルで持ち込んで強烈なシュートを放ちこれが同点ゴールとなる。
2−2となってからの両チームの激しい攻防は見ごたえがあるものとなるが、スコアが動くまでには至らず。結局2−2のまま、試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
■コメント
松村浩監督(浦和L)
先制されても、攻撃のところで、本来の自分たちのペースで試合をなかなかできなかった。追いついて逆転することができなかったのがこの結果になった。決められるところで決めていれば自分たちのペースになった。決定機の課題が残ったのが今日の反省です。
アウェイの観客の中でも、選手は粘り強く、完全アウェイの中で、やりにくさもあったと思うが、よく同点に追いついてくれました。勝ち点1を拾って帰れる。いいとは言えないが、いい方向性はだせたのかなと思います。
W杯効果はものすごく感じています。この流れで女子サッカーに興味を持ってらもい、足を運んでもらえればそれは嬉しい。スリリングな試合展開をして、女子サッカーの面白さを広めたいですね。
#24佐伯彩(新潟L)
いつもの浦和との対戦と比べていい内容だったと思います。
(ゴールは)良いボールが来ました。
(阪口夢穂を見ていて)阪口夢穂選手は試合に出続けていて、アルビに入るときは違う形でもやっていると思います。尊敬しています。
#2山本亜里奈(新潟L)
2回リードして、結果的に追いつかれてしまった。勝つ可能性があっただけに残念です。
W杯で2人が抜けているからといって、心がけた事はないですが、人もボールも動かそうと思ってやってきました
たくさんのお客さんが注目してくれている結果だと思います。ありがたいです。
#10上野野辺めぐみ(新潟L)
今日はお客さんが入って良いゲームが出来ればよかったが、失点があった。そこは反省です。
(疲れは)少し。試合勘が戻っていないというか。ドイツで出ていなかったので最後は足が止まってしまいました。
試合に勝つ事でお客さんがまた来てくれる。今日は勝てませんでしたが、次は頑張ります。
#20阪口夢穂(新潟L)
勝てた試合だったんですが、引き分けの結果になって悔しいです。
(相手の攻撃に対する対応は)1タッチで蹴らせないようには言っていた。蹴らせたところでピンチになっていた。
(1点目のところ)ああいう勢いで入って、ヘディングで決めるつもりだったんですが(ヘディングが合わず)、後ろに佐伯選手がいてよかったです。
新潟の試合であれだけの人が来てくれるのは良かったです。
代表では守備が多かったですが、今日は疲れていたんですが、楽しかったです。
女子が注目されてるから来てくれていると思う。だから下手なプレーはできないです。
(次の神戸が)強いのは御存知の通り。相手に合わせずにプレーすることが大事になると思います。
(W杯経験をどう還元しますか)口でいうのは得意ではないのでプレーで示していければと思います。
#1山郷のぞみ(浦和L)
新潟のホームでしたが、W杯の勢いもあり、たくさんの人が来てくれましてレッズの試合を見てもらえた。
試合は楽しみにしていましたが、ミスも多くてそこは反省です。
公式戦なので、自分としてはいつもどおりにしたかったが、どこかに感覚的に判断が遅いところがあって、それは課題です。それは次に活かしたい。
(追いつけたが)中断中に練習をしてきた成果だと思います。中断前であれば負けていたと思う。
(W杯での経験は)大きなもの。それをそのまま自分たちで自然と出せたらいいと思います。感じたままを出したい。
(今後の発展のためには)リーグでも意識を高く、ゲームでももう一度来たいと思ってもらえるよう技術向上を図らないと。
せっかく来てもらって、また来たいと思ってもらえるようにしたい。
北京五輪の後とは全然違いますね。まったく知らなかった人たちもTVの影響で引きつけられたと思う。そういうものを大事にしたいと思います。
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