川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。



プリンスリーグ関東1部は、11月30日に等々力にて川崎U18対FC東京U18が行われた。


首位のFC東京U18に対し、守備を重視させた川崎U18は、22分に三好康児がロングボールをコントロールして相手DFとの1対1を制し、難しい角度からのシュートをねじ込んで先制。

後半も三好の勢いは止まらず、64分には岸晃司の得点をアシスト。66分には自らの2点目を奪うと、72分には三好が蹴ったCKを、板倉滉が頭で合わせ、4−0で勝利した。


以下、2ゴール2アシストの三好康児、1ゴールの板倉滉(キャプテン)、田中碧、三苫薫の試合後のコメントです」




◯三好康児
――1点目は相手のキャプテンをぬいてからのミドルシュートでした。
「自分の形に入ればできるというのは、自分でも思っていて、いい感じでボールが来たので、コントロールだけという感じでした」

――あれくらいはできるという手応えがあったと。
「はい。まあでも、ちょっと自分の中でも驚いたところがなくはないですが、まあでもできるかなとは思っていました」

――東京の攻撃を後ろが守ってくれていて、カウンターのターゲットとして三好くんが居たわけですが、そういう話になっていたんですかね?
「そうです。東京と今年、前半戦と、夏にもう一度やって、ああいうサッカーをやってくるということはわかっていて、本当に強いチームだということもわかっていて、ある程度割り切って守備のところは3バックにして、あとは前が点を取るということで、チーム全体で一つの方向に向かっていたので、それができたということだと思います」

――プリンスの残留も掛かっているし、少し割り切っていたところもあったと。
「そうですね」

――今年の序盤はケガのリハビリで全然出られなくて、今は何%くらいに戻ってきてるんですか?
「ケガする前よりは…、9ヶ月休んでリハビリもやって、トレーニングも積んできたので、体自体は大きくなったと言われますし、強くなったのかなと思います。まあ、強くならないといけないんですけどね。9ヶ月も休んでたので。でも今日も脚はつってしまいましたし、最後の方で。まだまだ、90分は先週はじめて出たので」

――ということは、この試合は完全復帰直後だったと!?
「はい、そうです。もっともっと自分はできないといけないと思いますし、90分フルで走れる体を作らないといけないと思うので、そこはまだまだです」

――復帰直後だから試合勘とかペース配分とかもわからないだろうし、ある程度はわからないところもあるかもですね。
「まあ、その辺はもうちょっと頑張らないと」

――今日の出来、手応え、フィーリングも良かったと思いますがどうでしたか?
「点が入ってからは、自分のペースというか、相手もちょっと引くようになったので、フリーで受ける回数が多くなったところはありました。そうなれば自分は何でもできると思っているし、ちゃんと自分を出せれば、高校生相手では崩せないといけないと思いますし」

――すごい自信ですね。そういうレベルである一方で、フロンターレのトップチームの中ではまだ練習はしてないんですよね。
「まだしてないです」

――この後どこかのタイミングで参加した時が楽しみですね。
「そうですね」

――昨日も特別指定の車屋紳太郎がデビューして、普通にプレーしていました。風間監督は力がある選手をどんどん使うスタンスを取りますが、そういう意味でもアピールしたいという感じですかね?
「そうですね。遠慮無く、上がってからは、もう同じラインに立つと思うので」

――脚は痛くはないの?
「ちょくちょくいろんなところが痛くなったりしますが、その辺はケアしながらやってます。筋肉系もそうですし、膝もまだ完全ではないので。今もテープを巻いてるくらいなので、完全に治ってるわけでもないんですが」

――痛みとは付き合っていかなければならない感じなんですか?
「まあでも前よりは良くなってます。1年経ってますし、はい。でももうちょいケアしながらやらないといけないと思います」

――麻生で黙々と練習してましたが、あそこから考えれば先が見えた感じですかね?
「そうですね。でも靭帯なので、自分の感覚じゃわからないので。中は。とにかく時間が決まっていて、待つしかなかったので、逆に割り切って待ってました」

――田中碧くんにはU17の話などもしてるみたいですね。
「そうですね。学校一緒なので。代表の監督が一緒なので、吉武さんで、そこら辺の話などしてます(笑)。吉武さん、大分大好きみたいですね(笑)」


◯板倉滉
――今日の出来はどうでしたか?
「自分的には正直、何もやってないという感じです」

――浮き足立っているようには感じました。
「最初はそうでしたね。グランドに引っかかったりで、判断ミスなどがありました。3バックの左でしたし、いつもと違かったというのもあります。最初のプレーが大事で、でも気持ち的には問題なくて、ちょっとやっちゃったな、というくらいでした」

――今後はそういうのをなくしていかないといけないという感じですかね。
「そうですね」

――相手の攻撃を抑えこんで、そこから三好くんを使った早い攻撃で、徹底してましたよね。
「今日は相手と合わせて3バックでやって、一度4バックでやって全くはまらなくて、3バックでハメる形でやったんですが、サイドをワイドに使って上手く連動してくるので。そこは後ろでうまく連携して、やれてました。自分が引っ張られて裏に抜けられたところでも、今日だったら同じサイドの原島亨太だったりがしっかりカバーしてくれていましたし、本当にみんなで声をかけてやり続けたことがこういう結果につながりました」

――ヘディングでのゴールについて教えて下さい。
「あれは気持ちいいですね。ドンピシャでした。良いボールが来たので、ゴールは目の前で狙ってやろうと思って」

――瞬時にコースが見えたんですかね?
「そうですね。ボールが上がってきて、自分のところだったので、行けると思って」

――あそこでちゃんとゴールにできるというのは大したものだと思います。
「自分でも、実はヘディングでのゴールは公式戦では初なんです。プリンスでも今季初ゴールで、Jユースでは取ってるんですが。しかも等々力で、なんか美味しすぎました」

――今日は、サポーターも来てくれてましたし、トップ昇格するという意味ではいいアピールになったね。
「そうですね。ずっと応援してくれていて、しかも等々力というところで、いっぱいお客さんも入ってくれたので、そういう意味でも美味しいところを持って行きました(笑)。でも今日は三好ですよね(笑)。三好がやってくれました。今日は正直、あのゴールのところしかやってないです」

――ゴール後にサポーターのところに行ったのは?
「あれはもう、勝手に。脚が(笑)」

――その後ゴールパフォーマンスしてたけど。
「あれみましたか?(笑)あれ、5番の諏訪部(徹)とやってたんですが、諏訪部と踊ったんですが、見えてましたか。良かったです。あれはハメス・ロドリゲスがやってたやつです。分かってくれてる人が居てくれて良かったです(笑)。事前に話してたんです。どっちかが点とったらやろうと」


◯田中碧
――FC東京はどんなチームでしたか?
「うまさはありました」

――今日は守備を重視させてたんですかね?
「負けるよりは引き分けと。その中で勝ちに行くためにカウンターでいつもの強みを出そうと思っていました」

――お客さんもたくさん入ってましたね。
「そうですね。でも残留をかけている中で、等々力でこんなに多くの人が見てる中で、このスコアで勝てた(4−0)というのは来週につながると思います。本当にいい試合が出来たと思います」

――今年は自信になったのでは?
「去年入った時にはこんなに出られるとは思ってませんでしたが、夏に出て、色々な経験をさせてもらって、ここまで来られたと思うので、残り1試合、3年生のためにも勝てるように頑張りたいと思います」

――代表にも選ばれて、どうでしたか?
「チームと違う戦い方だったり、しかも知らない選手が集まって、その中でやる難しさだったり、やり方に順応するということで、改めてサッカーの難しさというものを感じました」

――アジア予選からワールドカップという世界が待っていますが。
「代表に選ばれたことで、世界を身近に感じられましたし、もっともっとやっていかなければならないと感じました」

――代表の話は三好くんに聞いたりするんですか?
「たまに」

――ワールドカップには行きたいですよね。
「そうですね」

――目標にしている選手は?
「クロースだったりシュバインシュタイガーだったり、自分は結構守備的ですが、サッカーは攻撃の方が楽しいので、自分中心でゲームを作る、自分がゲームを組み立てるようにして点を取れるようにしていきたいと思います」

――改善点の中で伸ばしたいところは?
「フロンターレのサッカーがタテに早いものなので、自分が受けてタテにボールを入れることだったり、自分がボランチ、今日みたいに飛ばしたりすると疲れると思うので、ボランチを経由してもっと前にボールを配球できたらと思います」


◯三苫薫
――今日の試合を振り返ってもらっていいですか。
「えっと、調子は良くなかったですね。ボランチが久しぶりで…、守備にかかる時間が増えて、最終的には運動量が落ちてつったんですが、もう少し運動量を増やしたり、あとは攻守に絡む運動量とかを増やさないとダメだと思います」

――相手の良さを消していたように思いますが、そこの手応えはあったのでは?
「そうでもないです。結構回されて相手の時間帯、もうちょい踏ん張って、もうちょい簡単に自分が出て行くところが出せればよかったんですが、ちょっと後ろに下がったりしすぎました」

――若干10番に頼り過ぎな感じ?
「康児くんですか(笑)。それもありましたね。素晴らしかったですね」

――あのひと、すごいね(笑)。
「なかなか決めてくれますね(笑)」

――ああいう感じ(三好康児的な)のプレーヤーを目指しているんですかね?
「そうですね。3年生になって、ああいう感じになりたいと思ってます」

――三好くんが前に張ってて、そこに簡単にパスを出すというのはチームとしての共通認識だったんでしょうか?
「今日はサイドの岸(晃司)と康児くんがあくのは多かったので、そこに出してから攻撃が始まる形が多かったので、そこは意識していました」

――それは試合が始まって、あいていることを把握して狙ったと。
「それもありますし、コーチからも言われていたというのもあります。
でもそこまでパスは供給してないです(笑)。あまり絡めなかったですし、全然ダメでした」

――課題があるとすれば、三苫くん自身はムラがあるというところですかね。
「それもありますね」

――テクニックがあるというのはみんな言ってるよね。
「もうちょい出したいんですけどね。ドリブルとか。今日はちょっと出せませんでした」

――相手との兼ね合いというのもあるんですかね?
「はい。今日はボランチだったので、シンプルにしないといけなかったので」

――では、残り1試合。プリンス1部残留目指して頑張ってください。
「はい。ありがとうございます」




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