2kgを超える重たいパソコンでしたが、個人的には非常に気に入っていて持ち歩いて使い倒していました。
そんなMBPですが、今年の9月〜10月のある日、気が付くとファンが回っている音が聞こえなくなっていました。まあ、そういうこともあるだろうと高をくくっていたのですが、背面の一部が高温になっており、11月の終わり頃からレインボーサークルが頻出すように。
12月に入ると、WebブラウズだけでもMacが固まってしまい、時間だけが経過するような体たらくで、これはおかしいと。
有効な解決策がわからず、まずはJ1最終節までは乗り切ろうと頑張りましたが、最終節当日はパソコンを動かすだけで固まってしまい、写真入稿もままならず。今季続けてきた「今日の等々力」写真を入れることができませんでした。
http://www.jsgoal.jp/photo/00123300/00123374.html
http://www.jsgoal.jp/photo/00119900/00119900.html
とにかくひどい状況で、仕事にも支障をきたしはじめたため、Windowsの「デフラグ」のようなコマンドがないか調べてみました。
すると、MacOSに関しては「ディスクのアクセス権を修復」というコマンドである程度回復するらしいという情報を見つけたので試してみました。
「アプリケーション」→「ユーティリティ」で「ディスクユーティリティ」を起動。
「Macintosh HD」を選択して、「ディスクのアクセス権を修復」を実行。
するとたくさんのアクセス権がおかしくなっていたらしく、ひたすら修復されたリストが出てきます。
これで改善されることを期待したんですが、しばらく使っているうちにやっぱりだめになりました。
そこでファンの故障を疑って、Macbook Proを開腹することに。
参考にしたのはhttp://www.ifixit.com。英語ですが、様々な事例が掲載されていて便利です。こちらでMacbook Pro 13inchの開腹等の作業について調べてみます。
→MacBook Pro 13" Unibody Mid 2010 Fan Replacement
開腹にあたり、まず購入したのが#00のドライバーと、T6のトルクスドライバー。
裏面のネジはすべて#00のドライバーで外せます。勝手な思い込みで、ネジがすべて底面に対して垂直にねじ込まれていると思っていたのですが、本体のカーブに沿って、斜めにねじ込まれているので、ネジ穴をなめちゃわないよう注意してください。
3本だけ長いネジが有りますが、すべてのネジを外すと裏蓋が取り外せます。
開腹するとわかりますが、主要な部品に簡単にアクセスできるよう設計されていて感心させられます。こういう工業製品の機能美に接することができると、気分がイイです。ホコリにまみれさせてしまって申し訳ないですが。
ファンはわかりやすくレイアウトされているのでブロワーを吹き付けました。激しく回転して、ものすごいホコリが吹き出てきます。3年間分のホコリですね。
ファンの軸にホコリが絡みついて、回転を阻害しているのかとも思ったのですが、そうではなさそうです。一応ロジックボードから外して分解できるところまでバラして元通りに。
その後、smcFanControlというアプリを入れて回転数とCUPの温度をモニターしたところ、ファンがその機能を回復。若干うるさいくらいに回り始めました。まずはよかった。
<つづく>
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