川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

Lフラッグがひるがえるスタジアムで

ニュースコラム

Lフラッグがひるがえるスタジアムで

by Etoh Takashi 2001.3.19



ぼくがはじめて日本代表の試合を見たのは、93年に国立で行われたアメリカW杯1次予選だった。当時は、国立のバックスタンド上段が自由席で、そこにいたウルトラスニッポンと共に日本代表を応援していた。



美しい緑色の芝の上で戦う日本代表に、声の限り声援を送りながら強く思ったのは、「同じチームをスタジアムに集まった全員が応援する事のすばらしさ」だった。日本代表のプレーに一喜一憂する。その感情の起伏がスタジアム全体で同時に行われ、それを5万人の大音響として耳から追体験する。そして、やはり強烈に覚えているのが国立競技場のスタンドを埋め尽くした観客が打ち振る無数のLフラッグだった。選手入場の時や、ゴールが決まった時などのイベントが起きると、その度にスタンド中にLフラッグがひるがえるのである。



最近では、あの時と同じ経験はなかなかできないのだが、ぜひ大分でもLフラッグを打ち振ってもらいたいものだと思っている。フラッグは、大きな何万円もかけたものだけに存在価値があるのではないのである。ちょっとしたお金で買えるLフラッグが、スタジアムに大量にひるがえる様は、経験したものでしかわからないすご味がある。

「小さい旗なんて」などと思わずに、ぜひともLフラッグを手に入れてスタジアムで思いっきり振ってもらいたいものである。その光景が、一度足を運んだお客さんを再び呼び戻す、サポーターができる簡単な演出となるのである。

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