川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

JYC準々決勝 川崎U18vs浦和ユース:試合後の川崎U18の監督、選手コメント


拮抗した立ち上がりながらも、浦和Yが22分の#4茂木力也、25分の#7広瀬陸斗と連続ゴールして試合が動く。川崎U18は28分に#22岡田優希が強烈な左足のミドルシュートをポストに当てながら決め、1−2として後半に流れを繋げる。

足が止まった浦和Yに対し、川崎U18が攻め続ける展開の中、75分に途中交代出場の梶田航平が同点ゴールを決めると、90+1分に岡田優希がこの日2点目となる逆転ゴールを決めて土壇場で試合をひっくり返す。

追い込まれた浦和Yはここから怒涛の攻撃を見せるが、川崎U18がしのぎ切り逆転でチーム史上初となる準決勝進出を決めた。

準決勝は12月21日にキンチョウスタジアムで行われ、川崎U18は広島ユースと対戦する。
Jユースカップ


川崎U18 4−2−3−1

ーーーーーーー32岸

10脇坂ーーー18三好ーーーー22岡田

ーーーー25板倉ーーー13土橋

6吉田ーー5河村知ーー3坂口ーーー4太田

ーーーーーーー21深谷


浦和ユース 3−4−3

ーーーーーーーー7広瀬ーーーーーーー

ーーーーー23安東ーーー10関根

22荒木ーーーーーーーーーーーーーーー2細田
ーーーーーー14斎藤ーー4茂木

ーーーー3森ーーー8須藤ーー35小木曽

ーーーーーーーー18関口

3-2
22' 浦和 #4茂木力也
25' 浦和 #7広瀬陸斗
28' 川崎 #22岡田優希
75' 川崎 #14梶田航平
90'+1 川崎 #22岡田優希 


◯今野章監督
 選手が頑張ってくれて、選手が自分たちで作ってくれました。そこに自分が携われたのは嬉しいですが、育ててくれたいろんな指導者たちのおかげだと思います。もちろん、選手が一番なんですが。
 選手たちが走りましたよね。レッズは途中から落ちましたし、ラインも落としたので、ああいう状況になりましたよね。走り勝てたというのが素直な思いです。
(不運な失点で2点を先行されましたが)あの時ちょうどプレスがうまくかからなくて、ベンチでちょっとラインを下げようかとかって話をしてて、今は我慢の時間だなという話のタイミングでの失点でした。どうしようかなという中での2失点だったので、ちょっと様子を見ようという中で点が取れたので、そのまま変えずに行きました。それが一番です。
(1点を返したくらいの時間帯から盛り返していましたが)その通りで、あの後からは守備も攻撃も良くなりましたし、ハーフタイムにもいい試合だよという話をしていました。もう一度それを続ければチャンスはくるし、追いついたらうちも精神的に有利になるから2−1の状態で構わないから続けていこうという話をしました。
 うちの左から右、というのを意識させていて、岡田のところでチャンスを作れるということと、交代もそこをいじろうと思っていて、それは意識してくれてたと思います。
(交代采配ズバリでしたね。途中交代の#14梶田航平が同点ゴール)いやー、決めてくれたんで、選手がやってくれました。交代は悩んでいました。交代の難しさを今、経験している所です。でも、迷いがいい方向に行くこともありますし、今日はいい方向に出てくれました。
(梶田は逆転ゴールも絡んだが)3年生だし意地を見せてくれたかなと思います。
 3年生は黙々と頑張れる選手が多くて、そこからは結構やんちゃになってくるんですよね。そこで負けないというのがうちの強みなのかなと思います。そこの団結力が3年生中心にあるのかなと。そこにうまい具合に1〜2年が絡んでいるのかなと。
(次、広島ですが)クラブユースの決勝をみんなでマリノス戦を見て、分析の勉強でやったんですが、そこと戦えるのは嬉しいですし、今度は本当に広島はどこがウィークポイントなのか。どういうサッカーをするのか。選手と一緒に作れればいいのかなと。僕らスタッフも1ヶ月あるのである程度の対策を…。ただ、あまりそこにハメちゃうのもこの年代では良くないので自分たちの良さがでるように、というところにとどめてやりたいと思います。


#22岡田優希
 勝ちきれてよかったです。
(2本食らった時は)1点取られた時は大丈夫かなと思ったんですが、2点目の時はやばいかなと。チームもちょっと沈みがちでした。
 1点目は、左足でした。あんなに左足で上手くあたることはないですね。
(1点目以降、ペースを握ってハーフタイムではどんな話が?)自分たちのやることをやろうと。絶対に勝てるからという話は出ていました。しっかり意識の確認をしてました。
(#14梶田航平の同点ゴールのきっかけのシュートを放ったが)あれも決めたかったですね。この前の愛知戦でああいうシュートを外していたので。でも決めてくれてよかったです。
(逆転ゴールは?)あの時は無我夢中でした。練習の時からずっとああいうシュートを外していたので、本当に決まってよかったです。今振り返ってそう思います。
(歴史を作りましたが)そうですね。確か、ぼくが小学生の頃にもうコーチをやられている方がユースの1期生だったので、それから10年とか続いている中で、まだ優勝したわけではないですが、すこし前進できたのかなと思います。

#10脇坂泰斗
 予想以上にタフな試合でした。
(2点先行されたという意味で?)はい。まず、相手の勢いというのを抑えることができてなくて、前半の途中から連動した守備と攻撃ができていたので、抑えるというよりも上手く自分たちの流れに持って行けたのかなと思います。
(#22岡田優希の1点目の意味は?)まず押し込めていたので、そこで1点を取れたのが大きかったです。全体で押し込めていて、点が入ればいいと思っていたら入ったので。
(後半は押せ押せでしたが)でも、前半の途中から後半のはじめの方は自分たちの流れでできていて、盛り返しがあったので、そこでもう少し落ち着いて繋げたりとかが今後求められるのかなと思っています。
 自分たちで連動したサッカーで相手を崩しきるというサッカーをやっているので、そこはイメージを共有できているので。守備からしっかり連動してできたのかなと思います。
 後ろの選手から攻撃が始まるので、全員が同じイメージを共有しないとこういうサッカーはできない。そのために、チームの意図を合わせることが大事になります。背後を意識しつつ間に浮いた選手をつけながら、前に運んでいくということをGKから前線の選手がイメージを共有してやっているので。そこはチームが一致しているところ。そこのパスが少しずれたとしても修正が効くので、それはいい展開でした。
(同点ゴールが決まった時は)これで行けるなという。それしかなったです。押せてはいたので、どんな形でも点が欲しかったというのはあります。
(逆転ゴールのあとは)ラッキーな点だということもありましたが、相手の点もちょっとラッキーな感じだったので、そういうゴールが勝敗を分けるとも思っていたので、ちょっとしたルーズボールでも行こうと話をしてました。そこで浮いたボールなんですが、滑ってこぼれてきてというのは、みんなで話し合っていたことが生きたのかなと思います。
(準決勝に向けて)次のサンフレッチェとはやったことがないんですが、自分たちのサッカーを、今日のようなタフな試合になると思いますが、相手を崩しながら勝てればいいと思います。

#21深谷星太
(試合開始6分に相手の#7広瀬陸斗の決定的なシュートをセーブしてチームを救いました)あれはイメージ通りでした。練習でもよくやっていたので。サイドの選手がああやって狙ってくるのが多かったので、ワンタッチした瞬間にイメージはできていたので、予測通りでした。
(2点取られた時の精神状態は?)正直、早い展開で2点やられたので、いい形であまり攻めれていたということもなかったので、前半は我慢してやろうということは最終ラインを含めてできていたと思うので、そんなに焦りというよりは我慢という事を前半は意識していました。
(#22岡田)優希が点を取ってくれて、すごく流れも…。そしたら点を取ったことで押しこむ時間も増えますし、その部分では我慢して、結果的に我慢出来たからあのゴールが生まれたのかもしれません。まあでも、後ろが我慢してたのがぼくは大きいのかなと思っています。
(カウンターを受けた後半は?)でも、カウンターというのは相手の特徴だったので。後半はとにかく決定機が何本かあるから、そこをだけになるべく集中出来るように意識しましたし、しゃべる量もCBのマサくん(#3坂口正高)とか、トモくん(#5河村知侑)とかがしゃべってくれたので、いい形で後ろはできていました。とにかく、少ないチャンスを相手は狙ってくると思っていたのでそこは集中していました。
(2−2になった時の心境は?)ゴールが入って、延長とかが頭にはありましたが、流れ的にはこっちに来てたので、変なミスだけはしないように意識してました。
(2−2の後に激しくぶつけられたが)どうやってぶつかったのかはわからないんですが、みぞおちというよりも胃に入りました。でも点が入らなくてよかったです。
(高さという)サイズがない分、守備範囲とかこぶする部分が必要になるのかと思っているので、そこは自分に特徴があるので、全面に出そうと思っていました。
 どちらかと言うと、タッパがあるGKみたいにシュートストップという特徴よりも、なるべく広い範囲に出て相手の攻撃の芽を摘むというGKになりたいと思っています。
 今日の失点は事故といえば事故なんですが、それにしても防ぐ方法は必ずあると思うので、それは意識していきたい。
(逆転の瞬間は)すごく嬉しかったですが、まだ大会は終わってないので、気持ちを次に向けて頑張ります。


#13土橋優樹
 今日は攻守どちらも意識してたんですが、どちらかと言うと守備を意識してました。前に行くと結構うまい奴が居るので、そこに自分、たまに顔を出そうかなと思って。
 今日は、寄せるところまではいいんですが、寄せた後に止まりきれずにかわされて簡単にやられる場面が多かったので。あとは攻撃は何本か失う場面があったので、それは反省材料です。
 2点を入れられた時は、いつも逆転が多くて、だから前もうまいし、いくらでも逆転出来ると思っていました。それくらいに信頼感がありました。
 今日も大阪まで多くのサポーターに来てくれて、それで負けたら申し訳ないと思っていました。それを考えていました。次も勝ちたいですね。
(準決勝の広島戦は?)楽しみです。

#25板倉 滉
 失点はしたんですが、ここから強いという自負はありましたし、失点したらダメなんですが、でも、しても焦る気持ちはなかったですし、勝てる気持ちは常に持っていました。自分たちのペースの時間が長くなったのもありました。
(#22岡田くんのゴールくらいからペースを掴んでいましたが)前半2点取られて(岡田)優希があんなロングシュートを決めてくれたので、あの時間帯に1点を取れたのは大きかったです。2−0で終わるのと2−1で終わるのとでは全然違うので。あれは本当に良かった。
(後半、カウンターのケアは?)CBのマサくん(#3坂口正高)とトモくん(#5河村知侑)を中心にすごく後ろから声をかけてくれたので、ぼくはその指示通りに動いて真ん中を潰したという形でした。
(ポストを叩いたシュートについて)いつもドリブルしてシュートを狙っているんですが、全然思うところに打てないんです。最終的になんだかんだ転びつつシュートを打ってます。入ったら最高でしたが。
(同点から逆転ゴールへの流れは)最高でした。2−2になってからも、ずっと1点をとりに行くという気持ちでしたし、取れる雰囲気はすごくありました。でも最後は(#14梶田)航平くんのアシストからの優希の逆転ゴールでむっちゃ嬉しかったです。
(歴史を作り、強敵広島)ここまで来たら優勝しかありませんし、今日もここまでサポーターも来てくれて、あんなに応援してくれているので、タイトルをプレゼントしたいですね。







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