川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。



2月12日にセレッソ大阪と対戦したV・ファーレン長崎の高木琢也監督に、試合後に話を聞くことができました。
ここまでの準備期間を経て、完成度としては7割。残りの3割を実戦の中で高めたいと話していました。そのためにもチャレンジすることを恐れず、練習試合に臨んでほしいと述べていました。ここでの勝敗はリーグ戦には全く関係ないですからね。
この時期の練習試合ではいかにテーマを持って戦うのかがポイントとなります。

◯高木琢也監督

Q:ハードワークできるチームに仕上がってますね。
A:ハードワークしないと勝てないでしょ。

Q:C大阪との試合は、満足できる試合だったのでは?
A:だいたいこれくらいのベースでずっとやっているのかなという感じです。

Q:流れの中での危ないシーンはほぼなかったですし、チャンスは作れていたのかなと思いました。
A:まだまだ。だって始まった中で色々と評価されるし、ゲームも変わっていく。真剣勝負ではないので。真剣勝負ではないところでのステップアップは着実にできていると思います。これが最終的なこと、というのは始まってみないとわからない。

Q:高木さんのなかでの完成度は?
A:7割くらいですかね。

Q:残り3割の完成度はどう上げますか?
A:実戦ですかね。逆に言うと、実戦でもっと危ないシーンも有っていい。例えばここまでくるのに格上のチームにもどんどんトライしてましたし、だから出てくるいいところとマイナス点もある。じゃないと、本物は作れない。そういう彼らの姿勢の中で現れる問題点とOKなプレーが出てきた分、それをうまく修正できたと思います。これからもっとそこにはトライして貰いたいですね。

Q:失敗を恐れずにチャレンジさせたいと。
A:最終的な守備的な保守的な戦いというのは、なんぼでもできるのでね。

Q:左ウィングバックで出場した山田晃平選手にずっと声をかけ続けていましたが。
A:得意としていないポジションなので、ボールの位置によってのポジショニングについて、本人に任せてもいいのでしょうが、できるだけ話をして。
さっきも言いましたが、これはリーグ戦でもないですし、シーズン中でもない。こういう時期なので、だからこそ伝えることも多いですね。

Q:長崎に帰ったという事については?
A:別にそれは関係ないですよ(笑)。もちろん、ふるさとはいいですよ。だからといって何かが特別変わるとか、後ろに背負うものがでてくるとか、そういう事はないですけどね。
選手もスタッフもよくがんばっているので、楽しく過ごしてます。

Q:いい仕事ができそうな手応えがあると。
A:それはわからない。そんなの、ナマモノなので。選手もそうだしちょっとしたことで連鎖反応してよくない状況に陥りますし、それはわからないですよ。

Q:水永翔馬選手が入ってからロングボールが出るなど、特徴を活かそうというプレーが出ていたように思いましたが。
A:それは指示ではなくて、彼の得意というのはそういう前線で体を張るプレーなので、多少相手も前がかりになっていましたし。
セレッソがうまいと思ったのは、うちもコンビネーションを使ったりワンタッチで入れるボールが多くなる中で、最初は相手との間合いが狭かったのですが、そういうことをやってくるということを感じて、学習能力があるんだと思うんですが、若干コンパクトに。もうちょっとタイトなマークになっていく。そうすると、どうしても入れた瞬間に足にあたってしまったり突かれる場面もあった。だったら後半もう少しチェンジサイドも…。後半は3本くらいしかしてないんですが、真ん中位からサイドを変える大きな展開に持って行ってもいいのかなと思います。相手がそういうポジショニングを取っているなら、という中での前線に大きな選手が入った時の彼らの選択肢のひとつだという事になると思います。

Q:水永選手を入れることでそういう意識付けをしたかったと。
A:そうですね。相手もプレッシャーを掛けたりボールを運べるようになった時間帯だったので。裏までは行かないですが、長いボールで1つ逃げ道ができればということです。

Q:今季、チャレンジャーとして臨むシーズンですが、監督がやりたいサッカーをやるだけの選手は揃っていますか?
A:これはどこに行っても揃わないと思います。たぶん。それは資金が潤沢なチームに行ったとしても、揃わないと思いますね。できるんだろうと思っていてもできなかったり、それは永遠のテーマだと思いますし、でもその中で居る選手をうまく使う事が重要になってくるので。今の新しいチャレンジのシーズンの中では、今は戦力としてはどこかのチームと比べた時には落ちるのかもしれませんが、でもその集結した時の力は同じくらいのレベルになれればいいと思います。一人ひとりの力ではどうしても勝てなくても、(組織で勝てる)そのための練習をやってきているので。今日もその意味では、いいシーンはたくさん作れたと思います。

Q:今日の結果は自信になるのでは?(0−0)
A:うちはなかなか点が取れないんですが、相手がセレッソさんでしたし、その前の試合でもマリノスとやっても良いゲームをやりましたし、J1のチーム、大分を含めて良いゲームをやってます。なかなか点が取れなくても、これというものが選手は感じているものがある。何もなかったらダメですが、なにか1つは戦う中で自信を持っているはずなので、できればヘディングシュートも(相手GKへの)バックパスではなくて決めてほしいんですけどね(笑)。そこはすべて、リーグ戦が終わってどうかというところですし、今はあのシーンを入れるようにするということでまた意識が変わってきますよね。
失敗から学ぶことを恐れないで欲しいと思います。


参考までに、V・ファーレン長崎の背番号一覧
この度、2013シーズン V・ファーレン長崎 選手 背番号が下記のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。

背番号 ポジション 氏名 生年月日 身長 体重
1 GK 岩丸 史也 1981/12/4 185 82
2 DF 山口 貴弘 1984/5/8 180 74
3 DF 藤井 大輔 1986/10/15 180 74
4 DF 高杉 亮太 1984/1/10 182 71
5 DF 河端 和哉 1981/10/22 174 75
6 MF 前田 悠佑 1984/11/23 176 69
7 MF 持留 新作 1988/4/29 178 72
8 FW 松橋 章太 1982/8/3 171 65
9 FW 中山 悟志 1981/11/7 184 78
10 MF 佐藤 由紀彦 1976/5/11 177 70
11 FW 神崎 大輔 1985/2/2 177 67
13 FW 有光 亮太 1981/4/21 174 68
14 MF 幸野 志有人 1993/5/4 179 70
15 FW 水永 翔馬 1985/5/22 180 80
16 MF 岩間 雄大 1986/2/21 178 69
17 FW 古部 健太 1985/11/30 180 72
18 FW 佐藤 洸一 1986/11/28 184 73
19 FW 小笠原 侑生 1988/4/16 170 62
20 DF 杉山 琢也 1983/1/1 168 63
21 GK 金山 隼樹 1988/6/12 186 80
22 MF 井上 裕大 1989/5/30 170 65
23 DF マイケル・ジェームズ 1988/9/17 185 76
24 FW 松尾 篤 1990/3/5 177 68
25 FW 岡村 和哉 1987/12/15 180 73
28 MF 下田 光平 1989/4/8 180 73
30 DF オチャンヒョン 1989/5/4 182 73
31 GK 原田 欽庸 1986/5/7 184 80
33 MF 山田 晃平 1989/1/8 171 61

※ 上記28選手と「2013シーズン V・ファーレン長崎 トップチーム選手」としてプレーすることで合意いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
(契約更新未発表であった18選手含)


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