川崎フットボールアディクト創刊のお知らせ

ご存知の方も多いかとは思いますが、JsGOALが1月末をもって更新を終了し、新サイトの方に統合される事となりました。
Jリーグの取材情報を記事として公開する場として、本当にお世話になってきました。

JsGOALには感謝の気持ちしか無いのですが、そのJsGOALもホームゲームのみの取り扱いということで情報の半分は出せないという状況があったため前から川崎フロンターレ専用のニュースサイトを立ち上げようとは考えていました。

今回、いろんなタイミングが一致して、Webマガジンという形で、サイトを立ち上げる事になりました。声をかけていただき、クラブ側にも理解していただき了解をもらえました。掛け持ちもOKだと言われていたJsGOALの統合による運用の停止は想定外でしたが、そんな動きの中でできたのが川崎フットボールアディクトというサイトになります。

J1残留をめぐる熾烈な争い


近年稀に見る混戦が続く今季のJリーグも、残り5節となった。
残留争いも熾烈さ見られるが、その中で20日になって浦和が堀孝史氏への監督交代を発表。降格圏に順位を落としたという事態に対する深刻な認識が伺える。

その浦和と、そこに絡む上位3チームの今後の対戦を見てみよう。
(他意はありません)


13 アルビレックス新潟 35 H福岡 A柏レ HG大 A甲府 H名古
14 大宮アルディージャ 35 H名古 A川崎 H鹿島 A広島 H甲府
15 ヴァンフォーレ甲府 30 A清水 H横M A磐田 H新潟 A大宮
ーーー(降格圏)ーーー
16 浦和レッズ 29 H横M(A横M) H磐田 H仙台 A福岡 H柏


こうしてみると、今季の残り5試合のうち、
唯一アウェイゲームが3試合組まれているのが甲府である。新潟と大宮がそれぞれ2試合。浦和に至っては、1試合のみと浦和にとって有利なスケジュールとなっている。
唯一アウェイゲームが3試合組まれているのが甲府で、新潟と大宮と浦和はそれぞれ2試合となっている。

ただし甲府のアウェイゲームは、それほど移動距離が長くない清水と磐田、そして大宮という場所であるのが救いになりそう。

その一方で、浦和が残す対戦チームは上位陣の多さが気になる。29節終了時点の順位で言うと、次節対戦する横浜FMが4位。磐田は9位だが、仙台が5位、最下位の福岡を挟んで、首位柏とのホームでの最終戦と続く。厳しい相手との戦いをどのようにしのいでいくのか、堀新監督の手腕に注目したい。

大宮は今季の低迷の原因となったホームで勝てない病が治っていないという状況にあり、必ずしもホームゲームが有利に働くわけではないという事に着目する必要がある。ちなみに大宮に今季残された3試合のホームゲームは、次節の名古屋戦(3位)、32節の鹿島戦(6位)そして、最終節の甲府との直接対決となっている。

13位の新潟は外国人選手の爆発力にも支えられ、調子を取り戻しつつある。ただし、対戦カードの厳しさは浦和に匹敵する。31節に柏とのアウェイゲーム。続く32節がG大阪とのホームゲーム。そして、甲府とのアウェイでの直接対決を終えて、最終節がホームでの名古屋戦となっている。

こうして並べてみると、降格圏のチームとの直接対決を2試合残す甲府の残留の可能性が意外に高いようにも思えるのだが、気になるのがハーフナー・マイクの累積警告である。今季ここまでの16得点は、現時点でのJ1の得点王であり甲府の大黒柱と言って差し支えない。そのマイクは、実は今季すでに7枚のカードを貰っており、次の警告によって2試合の出場停止が課せられることが確定している。

カードの多さはゴール前での厳しい競り合いの代償でもあるのだろうが、甲府にしてみれば死活問題である。ちなみに1度目の出場停止となった16節のC大阪戦で、甲府はホームゲームながら0−2で敗戦している。マイク自身はもちろん甲府にとっても最終節までカードを受けたくはないが、そうした状況下で、これまでの得点力を維持できるのかが甲府の来季を決めそう。マイクが甲府の救世主となれるのかどうか。

これらの点をはじめとし、残りわずかとなったJリーグは今季も最後まで目が離せないシーズンとなりそうだ。


初めての方も、何度かお越しいただいている方も「ふっとぼうず」を訪れていただいてありがとうございます。もしこのブログを気に入ってもらえましたらRSSフィーダの登録をお願いします。簡単に更新情報を受け取れるようになります。また江藤高志のツイッターアカウントもありますので、合わせて登録していただければと思います。

0 コメント:

コメントを投稿

top